プレスリリース
若年層700人の「投票にかける想い」
このたびの安倍元首相のご訃報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
決して許すことのできない蛮行の模様はSNS等で拡散され続け、選挙に関心が薄いと見られがちな若者たちの目にも幾度となく触れています。
私たちNPO法人ドットジェイピーは、設立以来25年に渡り「若年投票率の向上」を目標に、若者自身が政治的中立を保ちながら活動し続け、現在は全国に約700人の若年層スタッフがおります。今回の事件を受け緊急に、若年層スタッフ達に改めて【選挙】や【投票】の意義を問いました。
彼らのうちには動揺、混乱、悲しみもあります。
そして何より、「この蛮行を許さないためにできる最初の行動としても、投票に行く」という強い意思があります。
若者にとって選挙とは、自分と社会との関わりを内観し、他者と議論する機会でもあります。
私たちは投票によって、個々人の意思行動のきっかけと親和性が高い候補者に票を託し、一切の暴力を排除しながら地域を変え、国を変えることができます。ドットジェイピーの若者たちは、「投票は一切の暴力を否定する意思の表明でもある」と強く信じています。
ここに若者たちの意思を掲げると共に、一人でも多くの方が投票所に足を運ばれ、投票によってご自身の想いと暴力への反対意思を示されることを願います。
※緊急アンケート「若年層スタッフの投票にかける思い」より抜粋
“投票に行くことで、1人でも多くの期待と声が立候補者に届きます。動かないことは権利を棄てることに等しい。その投票券に、長いメッセージや自分の気持ちをぶつけることはできないですが、行って一票を投じることが、声を届ける最大の意味になります。”
“今回、このような事件が起こってしまったことをとても悲しく思います。自分の意見は暴力ではなく、「選挙」で伝えるべきだと感じます。私たちの日常生活でも意見が違う人がいたら、暴力で解決するのではなく、話し合いで解決しますよね。
今回の事件を受けて、多くの国民が衝撃を受けていることだと思います。そんな今こそ立ち上がるべきです。(中略)投票に行きましょう。”
“このままでいいわけではない。ここを抜け出せる先陣を切るのは、若年投票率を課題に掲げ、そのターゲットとされてる若者が大きな声を出して日本に光を刺すことなのではないでしょうか。この今だからこそ!!!(中略)今までよりこの一票の大きさは計り知れません。私たち、若者が大学生が先陣を切っていきましょう”
“言論による選挙活動の重要性は、私たち有権者が選挙に参加したそれぞれの候補たちの考え方をビラを見たり、演説を聞いたりして学ぶことができるチャンスだということです!(中略)そして、同時に「投票する」という自分の意志表明によって、日本をより良い方向に変えていくきっかけにもなるのです!”
“国に自分の意見を伝える機会として、選挙はとても重要なものだと思います。投票に行かずに、国が自分の思いとは違う行動をしても何も言うことはできないと思います。前日の残念な事件のように自分の思い通りに行かなくて、暴力事件が起きることがないように、積極的に選挙に行き、自分の思いを国に反映できるように心がけたいと思います。”
“満足できないなら、自分がそれを変えればいいだけである。(中略)怒りや不満に身を任せ、暴力で解決しようとしても、何も変わらない。自分の意思を伝えよう。そのための選挙権だ。自分の選挙権を行使しよう。”
“暴力では問題は解決しません。話し合いによって、課題を解決する国であってほしいです。国政選挙の投票は、話し合いの代表を決めるための大事な行為です。暴力によって、その選挙活動や私たちの投票が阻害されることはあってはなりません。屈せずに、国へ自分の意見を伝えます。“
“本当に悲しい事件でした。一日がブルーになってしまうほどの事件でした。こうした事件が二度と起きないような国づくりにするために、選挙があると思います。そのためにも、自分の1票を大切に投票しましょう。“
NPO法人ドットジェイピー