インターンシップ
あなたは夏休みをどう使いますか?
皆さんは「大学生の夏休み」と言われたら、どのようなものを思い浮かべますか?ショッピング・旅行・イベント・資格勉強など今は情勢で難しいものが多いですが、様々な経験をすることができます。それは何故か?大学生の夏休みは高校生の夏休みに比べて長いからです。皆さんはその時間を使って何をしますか?私は、その時間を未来の自分のために使いました。
自分の場合は、春休みに議員インターンシップというものを行いました。議員インターンシップというのは、議員事務所で書類作成・イベントの手伝い・議会傍聴などを行うインターンシップのことです。自分は公務員志望ではありますが、議員志望ではありません。それでもこのインターンシップを行なったのは、長期インターンシップなので得られるものが多いと考えたのと、他のインターン生との交流を経て自分のコミュニケーション力を得たいと思ったからです。自分の活動させていただいた議員事務所はボランティア活動がメインで、数ある議員事務所の中では珍しいタイプの事務所でした。また、議員がボランティア系のNPO法人に入っていたので、そちらの方でも活動を手伝わせていただきました。メインで行なったのは、貧しい方や生活の厳しい方にお弁当を差し上げるというものです。そこには年配の男性・マダム・子連れの主婦など様々な人が来て、おそらくここでしか聞くことのできない貴重な話を聞くことができました。また、社会問題としての貧困を強く意識する機会となりました。議員の方はその地域の何でも屋のような存在であり、その一つして、高齢者用の施設に入る人の家に行って部屋の片付けを手伝ったことがあります。その方の事情はとても複雑だったのですが、そこで学んだのは「社会は、何らかの事情で生活が困難な人に対して厳しい」ということでした。もちろん、国としても行うべき支援はしていると思いますが、実地に立つ人が少ないという感想を抱きました。そこで私は何かの行動を起こすことはできなかったのですが、それ以前に実際に動いている人のことや社会問題について知ることが大切だと感じました。
最近はSNSが発展して手軽に情報を手に入れることができるようになりましたが、自分の欲しいと思う情報以外は目に入りにくいインターネットの特性上、このような活動は目に入りにくいです。何よりも、ここで得た経験と感情は決して文面や写真だけでは得ることはできません。実際に体験してみないとわからないことだらけです。大学生の夏休み、何に時間を割くのも皆さんの自由ですが、少しでも興味を持ってみたのなら一歩踏み出してみませんか?
神奈川支部 佐久間優太
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