インターンシップ
【SDGs×インターンシップ】大学1年生OK!社会課題を学ぶインターンシップ
プロフィール:有光典子 。玉川大学 農学部 1年 / 東京第三支部。2021年夏の議員インターンシップに参加。現在はドットジェイピー東京第三支部でスタッフ活動中。
社会課題とリアルに向き合えるインターンシップは限られている
2030年のゴールまで残り10年を切り、あらゆる場面で注目を集めているSDGs。最近は大学での学びにもSDGsがなんらかのかたちで紐づいているところも多くなり、さらには就活においてもSDGsは変化をもたらしています。今日では、気候変動や環境問題に関心があるZ世代の多くの学生側が企業に求める価値も多様化し、企業の社会的責任(CSR)やSDGsへの取り組みを就活軸で選ぶ学生も増えているそうです。しかし、残念ながらまだまだ就活のインターンシップ市場でSDGsや社会課題を扱うものは多くはありません。そこで、今回はSDGsや社会課題を現場の最前線で学びながら、インターンシップできるプログラムをご紹介します。
大学での学びとSDGs
地球に存在する生命は何かしらのつながりがあります。私は「動植物を守るためには何をしたらいいのか?」と考え、それらを取り巻く環境の改善を進めるべきだと思っています。普段、大学では、農学的観点から持続的な農業、生態系科学について環境と絡めながら学んでいます。農業と環境にどのような関係があるのか学んでいく中で、気候、土壌、動植物など様々な生命の影響により地球の生命が常に循環していることを学びました。山梨の果樹園農家では、地球温暖化防止対策の一環として、果樹園の土壌に炭素を貯留して二酸化炭素濃度を低減する「4パーミルイニシアチブ」の取組みを開始したそうで、このような取り組みからもSDGsについて深く考えさせられました。
SDGsの目標達成に必要なことは?
私が興味を持っているSDGsの項目は、<13「気候変動に具体的な対策を」>、<14「海の豊かさも守ろう」>、<15「陸の豊かさも守ろう」>です。近年、急速に成長する産業の影響により、人間の暮らしは豊かになりましたが、動物、植物などの自然環境への悪影響は見て見ぬふりをされてきました。地球という多種多様な生物が共存する惑星において、すべての生き物と共生関係を結ぶことが、SDGsの掲げる目標の達成につながると考えます。これまでの科学の進歩により明らかになった、地球温暖化対策を手遅れになる前に、世界全体で対策をとることで、豊かな生態系は保たれるのではないでしょうか。気候変動、海の豊かさ、陸の豊かさにも互いに影響し合う環境において一刻も早い対処を行っていきたいです。
大学での学びとインターンの経験を統合させ、強いガクチカを手に入れる
普段は農学を中心に学んでいる私が、議員インターンに参加を決めたのは、政治・政策においてどのくらい環境に配慮したまちづくりを行っているのか、について学びたいと考えたから。日本政府も、今、国を挙げて気候変動対策に取り組みを進めているところで環境問題に対する政治の姿勢はホットトピック。関心が高いとはいえ、SDGsや社会課題をリアルで学ぶインターンシップは限られているので、議員インターンへの参加は、とっても貴重な経験。これまで学んできた知識と、実際に現場で見て学んだことを統合することで、今後のキャリアや大学3年生から始まる就活に生かすことが出来ると思います。
(出所:国連広報センター)
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