就職活動
「就活の準備をするのは「今」」
就活はいつから準備できると良いと思いますか?
就活は一般的には大学3年生から始めるものとされています。
なぜなら、一般企業が就職に繋がるインターンシップの募集の対象が基本的に大学3年生からとなっているからです。
しかし、私は就活の準備は「今から」始めることをお勧めします。むしろあなたの就活の準備は生まれた時から始まっているとすら感じています。
そもそも「就活」 とはなんでしょうか。
大学生活における「就活」とは、一般的には大学3.4年生が今後就職したい企業を知るために説明会に参加したり、スキルアップのためにインターンシップに参加したり、あるいは企業から内定をもらうために面接を通して自分の魅力をアピールすることのためにあります。多くの大学生は、大学生活のうち1.2年を自分の好きなことに費やし、3年になってからは将来のことに目を向け始め就活のために様々な活動を始める方が多いです。
しかし、もしあなたが就活を成功させたいと思うのなら、就活のための動き出しはとにかく早ければ早いほど有利になるでしょう。
企業側が学生との面接の際に聞きたいことは何かご存知でしょうか?もちろん企業によって重要視するポイントや評価方法が異なる場合もありますが、どの企業も共通して知りたいと思っていること。それは、あなたの「ストーリー」です。
あなたが生まれてから今日までに、何を経験し、何を学び、どう活かしてきたのか。これまでのあなたの20年強の人生の中で培った価値観が試される場、それが面接です。
そこであなたの「ストーリー」を聞いて、あなたの持つ価値観がその企業にフィットする人間なのかどうかを評価する。もちろんそのストーリーが分厚ければ分厚いほど、面接官にとって魅力的に映ることは間違いありません。私がこの記事の序盤で述べた「あなたの就活の準備は生まれた時から始まっている」とはそういうことです。したがって、早いうちからそれを自覚し、自分自身の過去や現在、そして将来に目を向けて行動を始めることは早いに越したことはありません。
実は、大学生活は周りと大きく差をつける絶好の機会なのです。
高校までは、皆が授業や部活といった同じような時間の使い方をしていましたが、大学生活は良くも悪くも自由度が非常に高いものとなっています。将来のことに目を向けて行動したり、自分の興味のある分野の活動に熱心に取り組むこともできれば、飲み会や遊びといった近視眼的な楽しさだけを追求することもできてしまうでしょう。そのため、大学生活は、周りとは違う魅力的なエピソード作りをする最大のチャンスだと考えていただきたいです。
とはいったものの、実際になにをすればいいのかわからない学生も多いことでしょう。そのため、私がお勧めするのは「インターンシップ」です。実際に現場の方々と共に働く体験をする「インターンシップ」の中では、自身の将来の選択肢の拡大や社会で活かせる実践的なスキル磨き、困難な課題に直面した際にPDCAサイクルを回してそれを乗り越える強靭なメンタルなど、大学生にして非常に有益な経験やスキルを培うことができます。
「インターンシップ」は大学3.4年生がするものだと思われがちですが、大学1.2年生からでも参加可能なインターンシップも多く存在ため、将来に向けて今からでも何かを始めたいと思う方は、ぜひ早いうちからインターンシップに参加してみてはいかがでしょうか。(東京2支部 諸井創真)
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