インターンシップ

「マズローよろしく自己実現を語ります」

仕事を通じて自己実現はできると思いますか?

(東京GN2支部 小口海玖)

はい、できます。なぜなら、当支部で行っているプログラムすべてにおいて、一番重要視しているのがこの「自己実現」だからです。参加する学生のニーズを聞き出して言語化し、そこに一番合った仕事ができる環境を提示して自己成長の土台を築きます。後は仕事を通じて自分の求めた姿に向かって突き進むだけでいいのです。

とは言っても、その「自己実現」の定義によっては難しい部分もあります。もし、設問を考えた人が心理学を嗜み、マズローの欲求5段階説に基づいて設問としているならば話は変わってきます。マズロー曰、「人間の欲求は低次の欲を満たさねば高次の欲求を満たすことはできない」。そして、5段階欲求説において最も高次な欲求、それが「自己実現」なのです。つまり、早寝早起きがしたいけど、でも夜になるとどうしても目が冴えて、結局朝は寝不足。これでは一番低次の生理的欲求すら満たせていないのだから、これよりも4段階も高次な自己実現の欲求は満たされるわけがない。というのがマズローの主張であり、これに対して「仕事」という一部分のみでアプローチするのは難しい部分があると考えるわけです。ええ、「仕事」という一部分のみのアプローチでは。大事な事なので二回書きました。要は「ただ仕事をするだけ」ではダメだということです。では、設問を一部変えてみましょう。

このインターンシッププログラムを通じて自己実現はできますか?

これには確信をもって言えます。はい、できます。なぜなら、当支部で行っているプログラムすべてにおいて、一番重要視しているのがこの「自己実現」だからです。なんかデジャヴですね?とどのつまり、僕が言いたいのはこうです。最初に提示した「目標」だけでモチベーションを保つのは、如何に自分にマッチする心地よい環境であったとしても難しいでしょう。しかし、このプログラムでは「自己実現」という大きく魅力的な目標を提示した上で、課題点をも把握し、そこへのアプローチをサポートします。自己実現に何が足りてなくて、どこが課題観になっているのか。仮に仕事の効率が落ちているならば、その要因を学生自身に考えさせるのです。そして、睡眠不足が挙がるのならば、その改善を提案するのです。

では、なぜここまでスタッフが学生にコミットできるのでしょうか。答えは簡単、私たちスタッフも「自己実現」を目指して仕事をしているからです。より学生にコミットし、スタッフも一丸となって自己実現へとひた走る、私たちドットジェイピーは、そんなインターンシップを皆さんに提供しているのです。

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