インターンシップ
「私の第3歩」
何故、ドットジェイピーのインターンに参加しましたか?
(東京GN1支部金久保朱里)
私の幼少期からの目標で且つ誰に何を言われようと一度も変えたことのない夢はアフリカ、タンザニアにあるWWF (World Wildlife Fund)に従事し、人間と自然が共存出来る社会を作り上げる事です。この夢を叶えるために、小学生の時に地元の干潟の野生動物と環境保全やタイにある国立公園で象の保護、環境破壊に対する人間教育のボランティアに参加をしてきたのですが、インターンシップという形では環境活動に参加をした事がありませんでした。そこでドットジェイピーという様々なインターンを提供しているNPO団体を知り、私は環境活動でもボランティアだけではなくて、インターンとして第3歩目になる挑戦としたいと思い、活動に参加しました。
ドットジェイピーのインターンシップを通じて感じたこと、印象に残っていることは何ですか?
私のインターン先は「市民科学者」(citizen science/citizen scientist)と言われる人材を育成していたのですが、新たな事が学べたと思います。まず市民科学者という方々を知らなくて、そこからが私の勉強の始まりでした。ディスカッションを通して様々なお話を聞いているうちに、彼らが目指している市民科学者の育成に熱心に取り組んでいるにもかかわらず、あまりまだ社会に浸透していない事だな、と改めて感じます。
また、幼少期からの目標があり、それに向かって自分のできる範囲の勉強や知識、経験を今までつけてきたのですが、自分の興味のある環境保全や保護の分野で原発問題や核問題という自分が触れたことのないエリアに触れる事ができ、様々な角度で環境という広い分野を見る事が今回のインターンシップでできたのだと思います。
自分が学んだことに対して、苦しかったところは翻訳作業の際、日本語から英語に翻訳するのは簡単だったのですが、英語から日本語するときが一番大変でした。その点以外では自分は何事も挑戦をする事が好きなので、自分の好きな分野を日頃学べるインターンシップだったのでとても充実且つ学びが多かったです。
その他に印象に残っている点としては、原発問題や核問題についてのイベントに参加をさせていただいた際に、福島の原発事故を実際に経験された方からのお話を聞いたとき、核の恐ろしさを知りました。同時に私自身も小学六年生の時の修学旅行で長崎原爆資料館に行って原爆落下中心地牌や原爆が落とされた当時の時刻、午前11時2分で時間が止まっている時計を見て心が詰まるような、絶対に繰り返されてはいけないというメッセージを受け取ったことをはっきり思い出しました。
市民科学者のような、市民の視点から声を発することのできる人材の育成にも自分が将来関わる仕事を繋げたいと思います。
スタッフに活動に興味がある人方への呼びかけをお願いします
自分の担当をなさってくれた方が生徒一人一人に対して、それぞれのインターン生の特徴を見つつ物事を進めていて自分もそのような人材になりたいと思ったことがスタッフになったきっかけです。
スタッフになってまだ二ヶ月目ですが、既に新しいスキルを二つ得ました!
一つはビジネスメールを出せるようになったこと!私は日本語があまり得意ではないのですが、自分なりに理解をしつつ、タスクをこなしながらゆっくりではありますが学んでいます。
二つめは、インターン終了時に新たな目標として自分の限界を理解するということだったのですが、この点もスタッフ開始時よりはつかめているかと思います。前の自分も計画性のある人だったのですが、タスクをこなす内に自分の1日の限界が分かるようになりました。
インターン生としてもスタッフになってもそうですが、新たなものに挑戦すると言うことはとても不安で勇気のいることですが、私もインターン生として始めた頃は自分がここまで自分自身に自信をもてる人ではありませんでした。色々な苦手分野を自分の努力で乗り切ることはとても大変なことですが、挑戦をしなければ学べることも学べなくなります。
様々な経験をしたい方、将来グローバルに活動したい方、今の日本を少しでも明るい未来にしたいと思っている方々、早いうちからいろんな経験をしましょう!
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