インターンシップ
「インターンシップを通して学んだこと」~人生観が変わった!与えられる側から創造し提供する側への転換期~
インターンシップの活動の中で、大学生の時期は「ユーザー」から「プロダクタ」ーへの転換期であることを教わりました。つまり、大学生と社会人の違いは「与えられる立場」と「自らが創造し提供する立場」であることを学び、人生観が変わりました。
熊本支部 熊谷桃子
ドットジェイピーが提供するインターンシップに参加して学んだことを教えてください。
私は1年次の夏休みに議員インターンシップに参加しました。この2ヵ月間は自分にとって大変有意義な時間であり、人生観を変えることのできた貴重な時間でした。私は元々日本の平和教育に関心があり、元自衛官である議員ならではのご意見を伺いたいと思い、この活動を希望しました。
8月、議員と共に北熊本駐屯地を訪れ中国防衛駐在官の経歴を持つ方の講話を聴きました。現地では「情報戦」がなされており、交換情報を緻密に分析して相手との個人的友好関係を築いていました。移ろいやすい日中関係の中で様々な情報を得ると共に、相手と信頼関係を築いていくということは容易くはないと考えます。防衛ときいて思い浮かぶイメージは違いましたが、この「情報戦」の中で生き抜くこともまた、国を守るために大切なことなのだと知りました。このような講話を聴かない限り知りえなかったことだと思うため、自分を含めより多くの人が関心をもつべきだと感じました。
そして、自分の知らない場所で国を守っている人が存在するということを忘れないでいたいです。駐屯地という場所も同様だと感じます。今回はインターン活動がきっかけとなったからこそ駐屯地の内部を見学させていただきましたが、普段ではなかなか訪れる機会の少ない場所です。自衛隊の方が国を守るために日々どんなことをされているのかもっと知りたいと感じるようになりました。
また、インターン活動の中で議員から直接レクチャーをしていただきました。教わることは数多くありましたが一番印象に残っているものは、平和主義(パシフィズム)と平和を創っていくことの違いです。私は幼い頃から平和に関する作文を書く際決まり文句のように、戦争はダメだ、平和を受け継ぎ、これからも築いていかなくてはならないと書いてきました。また私の祖母は長崎で原爆を経験しているため、人一倍平和に対する想いが強い自信がありました。しかしレクチャーを通して、ただ平和を願うだけではだめであることを学びました。平和を創る側の立場になって見方を変えなければならないです。「批判より提案を」という言葉のように、現実的に何を妥協し何を貫き通せばよいのか見極めて、平和を築いていきたいです。
最後に、大学生の時期はユーザーからプロダクターへの転換期であるということも教わりました。今までは何事も与えられてきた立場でしたが、これからは自らが創造し誰かに提供しなくてはなりません。そのための準備期間が大学生だと感じます。私は今インターン活動を終えてドットジェイピーのスタッフとして活動しています。議員インターンシップを誰かに伝え、提供していく立場です。プロダクターへの第一歩として挑戦できたのもこの2ヵ月間があったからだと思います。学んだ価値観や考え方を忘れずにこれからを歩んでいきたいです。
▼議員インターンシップの説明会はこちらから。