ジャパンプロデューサーインタビュー

Vol.066 [議会議員] 佐々木 允 田川市議会議員 「若者に夢や希望を」

田川市議会議員

社民党 佐々木 允
政党 社民党
選挙区 福岡県田川市
初当選年 2007年
当選回数 1回(市議選1回)
公式サイト

 

早速インタビューを始めさせていただきます。よろしくお願いします。


よろしくお願いします。



まず始めに、佐々木議員はどうして議員になったのですか?


中学の頃から「政治家」という職業に憧れていました。なぜかというと、政治家は社会を支える醍醐味であるからです。
それまではまだ憧れの世界でしたが、大学に入ってからは「政治家」になることを本格的に考えました。私は法学部だったのですが、政治の勉強をするうちに、リアルに政治の現状を知りました。
福岡県も今では過疎地域が増え、町もだんだん衰退してきています。そのような現状を私が止めていかなければと感じ何歳で選挙に出るか考えていました。



なぜ、25歳で政治家になろうと思ったのですか?


私の地元は、高齢の方が中心にまちづくりをしていて、特に20代の若者が全く政治に関わっていないのが現状です。 私は20代は人生の中でも大きく変動する時期であり、時代の波に乗っている時期だと思います。
社会に特にコミットする年代に、政治についてもっと積極的に関わってきてほしい。そのために、若者と同じ価値観を持つ私が、地方議会の中でもっと声をあげていくことで、若者の視点が地方議会の中に入り、地元の若者の意識が変わってきてくれればと思います。そのような経緯で、25歳という年齢で政治家になりました。



それでは、政治家になった今、どのような事に力を入れていらっしゃいますか?


若者に関する改革をしようと思い、「子育て支援」に力を入れています。
今、田川市では乳幼児医療に関して、近くに子供を診てもらう病院がないといった状況です。その対策として、20~30代の子育て世代対象に病児病後児保育に関して市立病院に協力をしていただくように取り組みをしています。これから若者世代にとって、もっと住みやすい町にしたいと思っています。



元々、桂議員の下でインターンシップをされていましたが、政治家の側で活動することは何か影響されましたか?


あのインターンシップをしてなかったら、今の自分はないと思っています。それくらいインターンシップでは学ぶことが多く、政治家になろうという夢を引き立ててくれました。
議員の下で活動をさせてもらい、議員一人の力でも議会や町の姿を変えることができるということを見せてくれました。
私のインターン中の議員は30歳の女性議員でしたが、他の高齢の議員と渡り合っている姿に、私も大変刺激を受け、25歳という若さで立候補するきっかけを与えてくださいました。今後私も多くの若者に夢や希望を与える事の出来る議員になりたいですね。



大学生へ一言お願いします。


人生でこれほど自由に時間を遣えるのは次は老後ぐらいしかありません。と思うと、もう少し自分の成長の為に時間を使わなきゃと思いませんか?



(インタビュー:2007-09)


名前 佐々木 允(ささきまこと)
年齢 26歳*
所属 福岡県田川市議会議員
2000.3 福岡県立東鷹高等学校卒業。
2004.3 龍谷大学法学部政治学科卒業。
2006.3 北九州市立大学大学院法学研究法律学専攻政策科学系修士課程修了。
2006.4 社会福祉法人猪位金福祉会暖家の丘法人本部職員。
2007.4 田川市議会議員選挙に初当選。
※プロフィールはインタビュー時のものです。


関連記事
  • Vol.243 [首長] 木幡浩 福島県福島市長 「若者が行き交う県都福島へ」JAPAN PRODUCER INTERVIEW

    ジャパンプロデューサーインタビュー

  • 橋川市長プロフィール用
    Vol.242 [首長] 橋川渉 滋賀県草津市長 「誰もが健幸に暮らせるまちを」

    ジャパンプロデューサーインタビュー

  • 山本市長プロフィール用
    Vol.241 [首長] 山本景 大阪府交野市長 「財政再建から持続可能な住宅都市へ。元証券マンの挑戦」

    ジャパンプロデューサーインタビュー