NPO・NGOインターンシップ

NPO法人とは? 「NPO法人が行う3つの活動」【NPOインターンシップへ参加する前に知ろう!Vol.2】

ドットジェイピーでは、NPO法人でのインターンシッププログラムを提供していることから、今回もNPO法人について説明します。勿論、知らなくてもNPOインターンシップにご参加いただくことは可能ですのでご安心ください。

では、今回は他ではあまり見ることのないNPO法人が主に行っている3つの活動についてです。

NPO法人の三つの活動とは?

NPO法人が行う主な三大活動は以下の通りです。
①広報活動
②資金調達
③アドボカシー活動

の3つとなります。では、何故3つの活動を行っているのか、それぞれの理由を説明していきましょう。

①広報活動

駅前がポイ捨てにより汚いという課題(社会問題)を例に説明をしていきましょう。

まず問題となっている実態を社会全体に知ってもらう必要があると思います。ここでは、駅前でごみが捨てられているという課題を多くの人に知ってもらう必要があると思います。また、課題への対処方法として場合によってはごみ拾いを行うためのボランティア活動を行うケースも考えられます。そのために事実を知ってもらう事と賛同者集めのために「広報」が必要になってきます。

②資金調達

広報を行った結果、賛同者が集まったとします。賛同者と一緒にごみ拾いなどのボランティア活動を開始するにしても、清掃活動を継続するにしても、実施するための活動資金が必要になってきます。また賛同はするものの、清掃活動をする時間が無いという人は、ボランティア活動の代わりに寄付などで援助をしたいということもあるはずです。その際に必要になってくるのが、資金調達です。

資金が無ければ、社会課題の解決のために活動を行うことや、課題の解決にむけた活動の継続を図ることが出来なくなってしまいます。昨今、言われているサスティナブル、持続可能な活動のために大変重要なことです。

なお、NPO法人の資金調達には主に「寄付」と「事業収入」の2種類が考えられますが、安定的に活動を行っていく事を考えた場合に、事業による収入が得られると、より活動の範囲が拡げやすくなるかと思います。

③アドボカシー活動

資金調達を行い、持続可能な活動が出来るようになっても、清掃活動だけでは、対処活動であり、ポイ捨てを無くす・駅前のごみを無くすという根本的な解決にはなりません。そこで、取り組む活動が根治解決です。例えば、自治体などにお願いしてごみ箱を設置する事や、ポイ捨て条例を制定するなどのアドボカシー活動が考えられます。このような理由で国や地域のルールを決めてもらったり、或いはルールの変更を行う必要があるかもしれません。(ルール=法律や条例)これらの働きかけを行う事も、NPO法人としての活動になる事が多いようです。

まとめ

以上が NPO法人が行う三大活動と、行う理由です。全てのNPO法人がこれに当てはまる訳では無いかもしれませんが、多くのNPO法人にとって、社会課題の解決のために実施するプロセスのひとつになりそうです。NPO法人ではこういった事を考えながら活動しているという事を知った上で、インターンシップに参加すると、また違った視点で就業体験が出来るかもしれませんね。

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プロフィール
氏名:Dot-jp中の人「T」
略歴:本団体のコーポレートサイトの「記事」コーナーの執筆を担当しながら各事業の運営に携わる中の人

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