就職活動

【大学生必見】社会人の土台固めになる3つのプレゼン攻略ポイント

学部に問わず授業に盛んに取り入れられるようになったプレゼンに対して、

「人前で話すなんて緊張する…」

そんな悩みに直面した大学生も多いはず。

しかし、大学でのプレゼンは将来的にも人前で話す機会が多い社会人になる上で、コミュニケーションスキルの土台を固める大事な要素です。

実際、社会人の84%の人が人前で話すことに苦手意識を持っているという結果もあります。(2019/12/01ベースメントアップス株式会社リサーチ調べより)

そこで、今回は週1で約半年プレゼンを行ってきた経験がある私から、必ず押さえてほしいプレゼンのポイントを3点お伝えします。

プレゼン前は“結論の言語化”をとにかく意識する

人前で話す際、どうしても頭の中は真っ白になってしまいがちです。でもそんなときにまずしてもらいたいのは【聞き手に一番言いたいことを短い表現で口に出す】ということです。

人は頭の中にあるものがイメージできていても、精神的な不安で言語化ができなくなることがあります。そんなときはとにかく口に出すことを繰り返してみて下さい。

短い表現で端的に伝えることを意識すれば、ワードが頭から飛ぶことも防げます。

「人前に立ったら、“結論からまず伝えるぞ”という思いで口に出せばいい」と思うだけで精神的不安を取り除くことにも大いに役立ちます。

ぜひプレゼン直前には、【結論の言語化】を意識してみましょう。

プレゼン中は“間”を意識する

緊張していると人は喋りが早くなってしまいがち。
だからゆっくり喋ることが大事だ!とよく言われます。でも実際その意識には限界があります。

なぜなら、プレゼン中は自分に聞こえる自分の声と聞き手に聞こえる自分の声に違いが必ず生まれるからです。ならどうしたらいいでしょうか?

この問題を解決するために有効なのが、間を意識することです。間意識することには2つの効果があります。

1点目は話し手ならびに聞き手の頭の中での理解を促す効果。

プレゼンターの話す内容に聞き手の頭の理解が追い付くことができるように、という聞き手への配慮になる上に、プレゼンター自身の頭を整理し順序よく喋る自身への助けにもなります。

2点目は、聞き手をプレゼンターに惹きつける効果。

プレゼンターの話す内容に聞き手の納得感が伴わなければ、プレゼンをする意味がありません。ゆっくりと話すことには話す内容を強調する効果があり、聞き手はその部分が重要だと感じ取りやすくなります。

つまり、この間[ま]が一つあることで聞き手の頭のみならず心をも支配することができます。

ぜひ人前で喋る際には【間】を意識してみて下さい。

締めくくりはネクストアクションを意識

プレゼンテーションの目的は、プレゼンターの伝えたい内容を理解してもらうことではありません。プレゼンを通して聞き手に行動変容をもたらすことこそが目的です。

すなわちプレゼンの最終的な結論の中には、「聞き手に〇〇してほしい」というネクストアクションが含まれていることが非常に重要になります。そのためプレゼンを締めくくる際には、

この〇〇が何なのかを明確にすることを意識して言語化してみて下さい。

これをするだけでプレゼン全体として何が伝えたいのか、聞き手にどうしてほしいのかがはっきりとしたまとまりあるプレゼンになりますから。

まとめ

①プレゼン前は“結論の言語化”をとにかく意識する
②プレゼン中は“間”を意識する
③締めくくりは“ネクストアクション”を意識する

今回は「これだけは押さえてほしいプレゼンの3大ポイント」をお伝えしました。

多くの学生がプレゼンに悩む気持ちは、私自身もそうだっただけに非常によくわかります。

でもそれ以上にプレゼンは上手くなればなるほど、自分の言葉で相手の気持ちや行動、未来をも変えていけるだけの可能性を秘めている魅力あふれる機会に他なりません。

ぜひ今回お伝えしたことを用いながら、大学でのプレゼンに取り組んでみていただけたらと思います。

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