議員インターンシップ
私の思う”議員インターン”の強み
プロフィール:豊永祐介 明治大学4年 議員インターンシップへの参加を経て、現在ドットジェイピー東京第一支部でスタッフ活動中。
議員インターンの強み
「”議員”インターンシップに参加していてよかった。」と就活中に思ったことは幾度となくあります。
そんな中でも、今回は私が思う”議員”インターンならではの役に立った経験を2点ご紹介いたします。
まず1点目は、「公共性・公益性」の観点から社会を考える体験ができるという点です。
区分に関わらず、議員は「今、世の中が必要としていることは何か」、「現状起きている社会問題に対してどんなアプローチが必要か・有効か」ということを常日頃考えていらっしゃいます。
そんな議員とともに活動することで、私自身も世の中が必要としているものを考える習慣がついたり、時流を正確に捉えようと今まで以上にニュースに注目したりと変化しました。
私自身、民間企業における採用面接では「その企業で社会にどんなインパクトを残したいか」と言ったような類の質問は高い頻度で聞かれました。その際に、議員インターンで経験したこと、身につけたことをもとに自分の言葉で自信を持って自身の考え・信念を語れました。
これは、議員インターンシップの活動で、議員や秘書をはじめとした社会人の方々と社会問題について意見交換や討論をした経験が活きたのかなと思います。
続いて、2点目は官民双方に対する理解が深められたという点です。
議員インターンでは、議員の普段の活動に帯同する他、議員と私自身の将来について話す時間を設けていただきました。当時(大学2年次春)、私は公務員と民間企業のどちらに軸を置いて就職活動を進めるか悩んでおりました。そんな悩みを抱える私に、議員は、実際に役所で働いている方や知り合いの議員との座談会をセッティングしてくれました。そこでは、官民双方の特徴(どんな性格の人に合っているのか・昇進の評価システム)や実際に働いてみて感じたやりがいや苦労など、説明会だけでは聞けないような詳しいお話を聞くことができました。
今、自身の就職活動を振り返ると、この座談会がその後の自身の就活の軸を定めるターニングポイントだったと思います。こうした議員の人脈をお借りして様々なお話が聞けるのも議員インターンの大きな強みです。
他にも、議員インターンはガクチカを作るきっかけになったり、将来について相談に乗ってくださる大人が増えたりと様々感じた利点はありますが、前述した上記2点は特に”議員インターン”ならではの魅力であると思います。