議員インターンシップ

自分は他の誰にもなれない

プロフィール:太田きらり
ドットジェイピーが提供する議員インターンシッププログラムへの参加を経て現在、東京でスタッフ活動中。

議員インターンシップで学んだ2つのこと

私が議員インターンシップで学んだことは、2つあります。

1つ目は、自分は誰にもなれないということです。私は、中学・高校と部活に力を注いできました。大学生になり、さらに自分の見ている世界を広げたいと思い、インターンシップに参加しました。初めは、人と話すことに苦手意識を持っており、何のスキルも持たない状態で参加したので不安でした。その結果、他の人を見て、なんで自分はあんなにできないのだろう、自分もあんな風にできたらいいのに、自分は役に立たないな、と妬んだり、悩んだりしてしまうことがありました。しかし、議員さんと話しているとき、議員さんが「自分は一人しかいないし、人生短いのだからやりたいことやった方がいいよ」とおっしゃっているのを聞き、今まで悩んでいたことがばかばかしく感じました。また、悩んでうじうじしているより、自分にできることを考えた方がずっと有意義に過ごせると思えました。、以前は、自分にできないことに対して落ち込んでネガティブになっていましたが、それに気づいてから、自分にできることを探して行動していくように、変化しました。
2つ目は、人と協力してゴールを目指して進むことの楽しさとやりがいです。未来国会と、地元活動で特に感じました。

未来国会(総理大臣になったつもりで政策と予算を考えてプレゼンテーションを行うコンテスト)では、政策を考えるとき同じ議員事務所で一緒にインターンをしている学生と夜遅くまでzoomで話し合ったことでより仲良くなり、未来国会の発表資料を完成させるまで本音で話し合えました。資料が完成して発表が無事終了した時は、みんなで完成に向けて一つの方向に走れたことを実感し、より人と話すことが好きになり、考えを伝えることの楽しさに気づくことが出来ました。

地元活動では、議員さんの考えに賛同した方たちと力を合わせて、多くの人を巻き込みながらイベントを進めていきました。オンラインでも対面でも会議を何回も行い、たくさんの人と話し合って、いろいろな場所に行って、忙しかったです。でも個々で進めていた仕事がピタッとあったとき、物事が大きく前進することに楽しさを感じ、モチベーションがあがりました。イベントが成功したときは、やってよかったと思え、人と協力して何かを作り上げることの楽しさやありがたみを再認識できました。

他にも、社会知識や、礼儀、パソコンの技術など学んだことはたくさんあります。さらに、議員インターンシップを通じて、普段関わることのできない人と出会い協力することで、自分の視野も広がり、インターンシップが終わっても役に立つようなスキルや考え方等の、インターンシップだけでは完結しない将来に繋がる学びを得られたと思います。

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