スタッフ活動
環境は人を変える
プロフィール:小口海玖
東京のNPO・NGOやグローバル・国際機関へのインターンシップを専門に扱う支部でドットジェイピースタッフとして活動を開始。現在、同支部のマネジメントを行う支部代表として活動中。
「すごい人」に囲まれて学んだこと
私が、この1年間スタッフ活動をして学んだことは「環境の大切さ」です。「環境が人を変える」きっとどこかで耳にしたことがある言葉かと思います。でも、環境を変えるって一言で言っても、めちゃくちゃ難しいことだと思います。なぜなら、環境を変えるということは、居心地が良く、これまで慣れ親しんだ空間から抜け出すということに他ならないからです。
私はこれまで「凄い人」に囲まれたことがありませんでした。中学校はあまり登校せず、高校では偏差値という概念が存在しないボーダーフリーのヘンテコな高校に通っていた僕は「その空間を抜け出すため」に今の大学に入ったつもりでした。でも、気付けば周りは楽な単位を先輩から聞き出し、出席していれば単位の取れる授業で眠りこける友達。テスト前に一夜漬けで何とか知識を詰め込んでF評価を回避する友達。教室でパソコンを開いてネットフリックスを鑑賞している友達で溢れかえっていました。
そして、正直私自身もそんな有象無象の一人だったように思います。この団体に入るまでは。
別に、悪いことだとは言いません。楽しければいい、その通りだと思います。でも、僕は、それでは嫌だったんです。「自己実現」それが、僕の一番の欲求だったから。
「環境」は自分の価値観を変える
この団体が僕にもたらしてくれたのは、環境だけでした。
自分を高めるために奔走する大学生がいる環境、何かを一緒に乗り越える経験ができる環境、ただそれだけ。でも、その環境がどれほど大きかったかわかりません。
この団体に入った瞬間、めちゃくちゃかっこいい代表が目の前にいました。志の高いスタッフたちをまとめ上げ、それだけでなく新入りの私をサポートしてくれる支部の代表が。そして何も知らない僕にいろんなことを教えてくれる先輩スタッフが、この環境を活かして成長しようとする同期スタッフがいました。
最高の仲間と共に、最高の時間を過ごせる環境がそこに広がっていたんです。
環境が変われば、会う人、同じ時を過ごす人が変われば、自ずと自分の考え方や価値観も変わってきます。あっという間に半年が過ぎ、気付けば僕はそんな影響を与える側になっていました。そして僕は、次期代表になる決意をします。歴代の代表たちが築いてきた文化と、僕にしかできない新しい風を融合し、もっともっと成長して高め合える、そんな支部にするために。
全ては環境のおかげです。
周りには、僕を慕ってくれる、応援してくれるスタッフがいました。あなたが代表だからって、そう言っていてきてくれるスタッフがいました。そしてきっと、この先もこの環境が崩れることはないんだと思います。
僕が代表という役目を終える頃には、
誰かが生み出したこの最高の環境を受け継ぎながら、また一味違った新しい支部が誕生しているはずです。
今を変えたい、自分を変えたい、そんな想いをもつ皆さんには
私たちのようなドットジェイピースタッフという選択肢を知っていて欲しいです。どこかで会って、一緒に活動できるのを楽しみにしています。