議員インターンシップ

東京に出たいだけの理由でインターンをしたらこうなった

プロフィール:渡辺朗将
ドットジェイピーが提供する議員インターンシップへ参加。現在、東京でスタッフ活動中。

やりたいことなんて、なくていい

この記事を読んでくださっている皆さん、初めまして!このコラムはただの田舎者の学生が東京に巻き込まれて生きていく中で感じたことをお伝えできればと思います。

現在内定どころか内々定なんて時代になり、CMで見るような大企業に入るためには1年や2年から動かなきゃいけない。でもそれは面倒だし、そもそも高校、大学すら安定していないのにそれどころじゃない、そんな人も多いと思います。僕もそんな学生でした。しかもかっこいい事ばかりをネットでつぶやいたりインスタに上げたりする意識高い系学生、正直うざーって感じでした。これは今も変わらないんですけどね笑。

でもそんな僕がちょっと変わったのがこのインターンでした。最初は、ただ東京に出る口実にしたかっただけなのです。議員の下でインターンするなんて、家族からしたら「何を言っているのだ。こいつ。」って感じだったと思います。でも、私からしたら、してやったりという思いでした。

しかしそんな企みは早々に打ち砕かれます。うまいこと親を言いくるめ東京に出てきた私ですが、議員さんとついに会うことになったのです。インターン開始前に議員さんと実際に話してインターンに参加できるかどうかを決める二次選考会というものがあるのですが、、、、

秘書さんと対面した時、その貫禄、さらにエントリーシートを基にした的確な質問、それにしっかり答える他のインターン候補生、とどめには場合によっては落とす旨の発言…小心者の私には縮み上がる思いでした。そうして二次選考会が終わり、残り少ない東京一人暮らしを楽しむモードに入った私でしたが、お断りの電話は鳴らず、とうとう初回インターンの日が来てしまった。

田舎者の学生が東京に巻き込まれていく

そうして迎えた初回インターン、初日はその議員の活動レクチャー、政治についてのレクチャー会でした。二次選考会と違いニコニコした笑顔で話してくれる秘書さんと議員さん、「何だよ。最初からこれでいいじゃない」と思いつつ、言われたことをこなす毎日を行うと、ある日ほかのインターン生がひとりで活動しているのを見かけた。

焦りました。スタートは一緒でも置いていかれてるのではないかと。気づいたら、のめりこんでたんですね。

ここで出遅れを感じた私だが、力は着実に身についている。それを感じたのは、インターンの最後にディスカッションを議員さんと行った時だ。すらすら出てくる、素直に自分の意見を話せる自分に感動した。頑張った私に微笑んでくれたのだ。

気づいたら成長できている環境がここにはある

結論、私は他のインターン生に比べ、インターンを有効活用できたとは言い難いと思う。主体的に行動ができた、自分が特に興味があるものを見つけられたのは最後2週間って所だ。しかしその経験が生きている自信はある。そもそも1,2年生が9割を占めているインターンにおいて、全員がやりたいことが明確なわけがないのだ。でも、頑張ったら頑張っただけで成長できる。正直特に選考も無いし、やりたいことはドットジェイピーのスタッフや議員が話し合いの中で引きだしてくれていた。気づいたら成長できている環境がここにはあります。

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